「新春 滝沢革命」はすごかった!装置が! - 恰幅の良い彼のblog
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「新春 滝沢革命」はすごかった!装置が!

 女と男のLOVEと書いて これを革命と読みます


なっ、なんじゃそりゃー----!

・・・と大晦日のTV前で全力ツッコミをしてしまった私。
気がつけば、寒風吹きすさぶ帝劇の前にいたのです。

 愛して愛されて
 この永遠のテーマは Girl loves Boy から始まるのです。
 そして 革命時代・・・・ (セリフ&作詞:滝沢秀明)


なっ、なんじゃそりゃー----!

日本劇場界の頂点、百年の歴史を誇る大帝劇が、
ジャニヲタどもに制圧される様も見てみたかったのですが、
客層はそれなりに年齢のいったオバサマとかが多くて、
普段の演目とあんまり変わらない雰囲気だったの。
連れの男客もチラホラいたから、助かったよ!

090117 021

舞台内容は全く知らなかったんだけど、
テーマ曲「愛・革命」の歌詞世界を表現した(?)お芝居を軸に、
アクロバットやイリュージョンが入ってくる和風エンタメミュージカルらしい。

そして、待望の幕が開き・・・
白いキラキラ衣装のタッキーが・・・いきなり飛んだぁぁーーー!
見上げる一階席のマダムたちの目も星のようにギラギラ光ってるーー!


ちなみに筋はこんな感じ。

紀州の森に隠れ住む海賊の将ヒデアキは革命の志を抱いている。
謎の敵に幼馴染の姫を拉致され、奪還すべく仲間と海に乗り出すヒデアキ。
熊野灘では敵に襲われた鯨を助け、なぜか竜宮城へ招かれ、玉手箱ゲット。
人質の受け渡しは竹取物語の林。助けられた姫は白馬の馬車に乗り宇宙へ。
しかし、味方のJrが唐突に裏切り、またも捕まる姫。早っ!

ついに敵軍との決戦。仲間は全て倒れ、姫まで失ってしまったヒデアキ。
満身創痍でトドメを刺した敵大将軍の正体はなんと味方の長老ニッキだった。
絶望の中、哀しみの詰まった玉手箱を開け、老人になり宇宙に飛ばされるヒデアキ。

<幕>

文明の滅びたはるか未来の地球に戻ってきたヒデアキ。
病院のベンチで生まれた自らの幼き頃の記憶に想いを馳せる・・・
ここで滝沢秀明のお宝写真の数々、母からの贖罪の手紙などなど・・・
そこへ死んだはずのニッキ(長老&大将軍)も老人化して舞台に現れる。
ニッキは片親のいない滝沢秀明の”父親”への愛憎の象徴だったのだ!
父との和解。愛しの姫も実は妹でした・・・だからタッキーファンは安心して!
そして、老い死んでゆくヒデアキ・・・ なんと姫も生きていた。
亡骸に己の生命力を注いだので姫は代わりに死ぬ。ヒデアキ復活。
感動のフィナーレへ


・・・ひ、ひっどい!

グダグダをはるかに通り越して、
もはやカオスとしか、カオスという言葉しか出てこない!

結局、これのどこがどう革命だったのだろう・・・
男と女の愛って・・・Girl loves Boyってどこらへんに出てきたんだ!

特に二幕はタッキーがずーーと老人に扮装しててマヂうんざり!
マヂ見所無し!マヂ疲れた!今まさに、脚本家をぶん殴りたい気分よ!

ともあれ、早く幕が下りることを心から望んでいたので、
ラストはあっさりと〆てくれてよかったなぁと思っていたの・・・

そしたら!カーテンコール後に、
お待ちかねのタッキーミニライブが始まりやがったぁ!

おもむろに立ち上がり始める周囲のオバサマたち。
気がつけば、帝劇、まさかの総立ち・・・

しかも皆、振り付きで踊りだした!!

ちょおおおおおっっ!
アウェ--- アウェーーーー!

一応、私も立ち上がってはみたものの、踊れるはずもなく、
巨体で後ろのファンの視線をふさいだらかわいそうなので、
微妙な半腰で耐えざるえない!太ももはブルブル!

へ、ヘルプ~
そんなわけで、天下のジャニーズ様が、
帝劇や演舞場でどんな公演をしてるのか興味津々だったのですが、
基本的には夏に観た「サマリー」と同じ匂いのする舞台でしたね。

チビッコ達が太鼓叩いたり、民謡うたったり、
ジャグリングしたり、天井からロープ一本でぶら下がってみたり、
様々な要素を詰め込んだ和風幕の内なエンタメショー。
ほとんど雑技団的な扱いで、最近のジャニーズJrも大変よ。

無論、一つ一つの演目はせいぜい宴会芸程度の仕上がりなので、
これらを複数重ねて、速い展開で畳み込むことにより、
枯れ木も山の賑わいを演出してます。この辺はまさにプロの仕事。
装置やらの豪華さ、お金のかけ方もかなりのもんだと思いますよ。

「サマリー」はどちらかというとサーカス的な内容だったのに対し、
この「滝沢革命」はより演劇方向に重点を置いた構成でした。

ただ、これはまだまだ厳しいハードルだと思いました。
出演者の技術&意識が明らかに低いんだもの。生の大舞台じゃもたないって!
歌なんかは完全に口パクなので、もはや所作やダンスで魅せるしかないのですが、
どうみても舞台に出せないようなボクが真ん中辺でヘラヘラしてるヌルさがあります。

お前ら!振りすら不完全なくせに、変に個性を出そうとするな!
おかげで群舞はぐちゃぐちゃ、舞台上は常にダレた印象になってしまいました。
一応、外部のプロダンサーも多く混じっているのですが、とても支えきれんわ。

タッキーはがんばっていたけど、彼一人の力量で3時間は持たない。
せめて翼君がいれば!翼君とのベタな友情物語でいいじゃん!ダメなの?!

個人的にジャニーズの舞台演出や試みの面白さは一級だと思うのです。
とりあえず、フライングさせたら日本で一番の集団でしょ!
今回なんか2階の隅っこまでブンブン飛んでくるんだぜ!

また、目玉である「Water Picture」という装置。
舞台上からスクリーンのように流れる水滴が、
模様や文字の形で落ちてくるって、すごいものでさ!
大金をかけて、こういうものをいち早く取り入れたり、
こういうショーをやれる、やるのは実はすごいことだと思うのよ。

ただ、肝心の演者達がロクでもないので、
差し引きわずかに赤字って感想にしかならねぇのが寂しい。
そして、このマイナス要素こそ観客の目当てなんだから世の中も難しい。

実際、ファンの大部分はショーの内容なんてどうでもよいみたいで、
タッキーがいくらがんばってマジックを披露しても、早変わりしても
中国の仮面早変え芸をしても、決死の飛び降りをしても、拍手は無し!
ウケどころを全てスカされて、演者達もガンバリ損なのがかわいそう。

結局、力を入れて作った部分より、口パクライブが一番ウケていたよ。
きっと、テープを流して、ヘラヘラ踊るだけでも、観客は満足なんだろうな。
ただ、そういう安易なステージ作りに安住せず、
一歩上を目指している部分はジャニの数少ない健全な部分かも。
でも、全米デビューとかは恥ずかしいから止めてくれよ!

ちなみにニッキこと錦織一清さんも出演してるのですが、
この四十をとっくに過ぎたオヤヂが一番上手い踊り手なんだから泣ける・・・

しかし会場はジジィにも冷たくてね・・・
拍手にも一拍「・・・ええと、拍手しないとまずいよね」みたいな間が空くのよ!
後席の若い女子にも言われてた「ニッキが昭和臭い」って!ヒッドイ!


そして、オーラス。

ザンザンと降りそそぐ滝の中へテイクオフするタッキー・・・
そのまま、客席上空を旋回しまくる!

撒き散らされる汗の混じった水滴に濡れ濡れなマダム達は満面の笑みよ!

やはり・・・罪深いジャニーズ舞台であった・・・
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12 Comments

コネホ さんのコメント...
真っ黄色の歓声と地響きのような どよめきの中で、
(毎度のことながら)ただ一人、ここまで冷静沈着に、
なおかつ愛情込めて客観的にレポートできる
ジャニーズライターが他にいるだろうか?

2009.01.20 | #NkOZRVVI [edit]
erima さんのコメント...
あらすじのところ。
すんごいですねぇ(笑)
やっぱ脚本家も「ありえね~」なんて、自分でつっこみながら書いたんでしょうか。

革命...
やっぱ、これはある意味革命なのかも(笑)
2009.01.21 | #- [edit]
こー さんのコメント...
先日、初カキコをした「こー」です。
じっ、実は私・・・・
20年来のニッキファンなため、先日「滝沢革命」を見に行ったのですっ!!!
まっ、まさに・・・・アウェー! アウェー! アウェー!
少年隊の舞台は20年以上見に行ってるのですが、こんなん初めてですぅぅぅぅ
まさか、ほんまさんも見に行かれていたとわ!
実は将来的にジャニーさんの演出をニッキが引き継ぐと言われています。
ニッキは以前、「king&ジョーカー」という少年隊ミュージカルの脚本&演出を手がけ、去年まで続いていたミュージカルでも演出補みたいな感じだったらしいのですが・・・・
ああいう舞台を平然と作るのは・・・・
多分・・・・・
ジャニーズ事務所所属32年の彼にも・・・・

かなり難しいと思われます。

2009.01.21 | #- [edit]
まさみ さんのコメント...
錦織さんファンです。

スト-リ-説明ありがとうございます。
わたしは見ても人に説明できるところまでわかりませんでした。
よく書いてくださったと思っています。

ジャニ-ズファンではないのに、よく観てきてレポ-トされているのには感心しました。
読んでいて、たぶん平日の昼間の公演なんだろうなあと感じました。
わたしが行ったのは日曜日の夜だったのですが、客席も20代くらいの人がほとんどで、平均年齢かなり若かったです。
舞台上でも、わたしもジャニ-ズファンではないのですが、みんなよく踊っているなあ、ファンじゃなくてもみごたえあるじゃない、と
思ったのでした。たぶんこちらの方が行かれたときは、なにか
中だるみというか、そういう、きつい公演の合間の、ちょっと
よくない回だったんではないかと思います。
いや、わたしがいったときがあまりにみんな冴えているので、
こんなふうに毎日キレのある感じで続けているのだろうかと
思ったのです。
調子よいときもあれば、疲れも見えるときもあり、疲れのみえた
回だったのかもしれません。
わたしはスト-リ-をまとまりのあるものにしてほしかったです。
おじいさんの場面はけっこう楽しんで見ました。
2009.01.21 | #tHX44QXM [edit]
横 さんのコメント...
笑いすぎて涙が出ちゃいました(^^;;;
楽しいレポートを有難うございました
2009.01.21 | #pglyynuo [edit]
管理人 さんのコメント...
>コネホさん
ちょ!ジャニーズライターじゃねーから!
ちなみに今回はハデ団扇も黄色い歓声もなく、
比較的落ち着いて観劇できました。ラスト以外は。
その分、内に秘められた情熱が瞳の輝きに・・・ヲバちゃん!

>erimaさん
これでもなるべく簡素にまとめたつもりなんですよ。
優先順位として、ストーリーはかなり低い位置なんだろうなぁ。
また、ジャニさんゆかりの和歌山が聖域になっていたり、老いの悲哀、孤独みたいなものが必要以上にクローズアップされてたり、要所要所で神の一言が轟いたことも予想できます。

>こーさん
ニッキといえば「42ND STREET」が思い出されるなぁ。
「PLAY ZONE」も一度は観てみたいのですが、今回の舞台とはだいぶイメージが違うのでしょうかね?
ニッキは軽妙な3枚目というイメージとは別に、かなりまじめで優等生な人なのかなと思います。演出においてはジャニさんのある意味ぶっ壊れたセンスを継承して、いい形で活かして欲しいっすねぇ。
2009.01.21 | #- [edit]
管理人 さんのコメント...
>まさみさん
いらっしゃい。
そうですねぇ、公演回の問題もあるかも知れませんが、
根本問題として、キャスティングシステムが舞台向けではないのだと思います。素人の抜擢は長期的育成の視野に立てば意味もあることでしょうが、その一回の公演を楽しむ観客にとってはバグ以外の何物でもありません。

TVではカメラの写し方等で工夫も出来ますが、全ての動きが生の目に入ってくる舞台では基礎の弱さが誤魔化しきれない部分があります。また、大人数で舞台を埋め尽くす演出でもなければ、ほんの一部の乱れが、動き全体の印象も著しく低下させてしまいます。

そんな訳でどの舞台でも、十分に訓練を積んだパフォーマーでなければ登板は出来ません。例えば今回、ニッキの脇で踊って違和感の無い動きの若手がどのくらい居たでしょうか?振りすら怪しいのも混じってましたし、下積みの訓練場が帝劇なんてもっての他だと思うのです。

個人的に、今後はジャニーズ内の技術レベルではなく、外の世界のパフォーマーとの対比が問われてくる段階に入りつつあるのでないかと思うのです。歌もダンスも、ガチンコで勝負の時代ではないでしょうか?そういった意味ではまだまだ十分なレベルとはいえないと考えます。

ちなみに土曜夜、公演もこなれたタイミングでの観劇でした。
2009.01.21 | #- [edit]
管理人 さんのコメント...
愛をテーマにしつつ、LOVEをまともに描けないってのが、
作劇上の最大ハンデですよね。なんだよ、妹って!
下手にいちゃついたりすると、姫役の山科愛ちゃんが楽屋口で襲撃されかねないもんなぁ。
2009.01.22 | #- [edit]
チップスター さんのコメント...
伊勢佐木町のダイソーで聴いた時、ぶっとんだ歌詞(語り)に「アジアで流行って逆輸入?(DJ OZUMAみたいな?)」「でも、声がタッキーっぽい」と思ってました。
実は、今でもメロディと歌詞が甦ります。これがジャニさんの魔力なんjでしょうか…。怖いよぅ。

ほんまさんが教えてくれた戸塚区の新ゆるゆるキャラのポスターが図書館に貼って有りました。あぁ、夢じゃなかったんだ…と何故か悲しい気持ちになりました。
2009.01.22 | #- [edit]
こー さんのコメント...
少年隊PLYAZONEは昨年、ファンに惜しまれつつ23年間続いた歴史に終止符を打ったのであります・・・・(ToT)
来年からのPLAYZONEはJr.をメインキャストにして(!)演出ニッキの体制でやってくことになったみたいです。
なので「サマリー」(見たこと無いけど)みたいになるんじゃないかと思います・・・トホッ
42ndは良かったですが、あれの直前にやった「蒲田行進曲」で喉をつぶし、最後のニッキのソロが後半かすれ声になっちゃったのが悔やまれまする。
関係ないけど、愛・革命は中学生には受けがいいみたいで、うちの姪っ子やその友達は絶対覚える!と息巻いてます(^^;)
2009.01.22 | #- [edit]
コネホ さんのコメント...
>大晦日のTV前
(そっ、そういえば毎年録画してたんだ!)
見ました「年越生歌合戦ウシシ」。
見ました「客席上空を旋回しまくるタッキー」
見ました前フリ「女と男のLOVEと書いて・・・」
オヤジはついつい勘違い「男と女と男と書いて・・・」

(ルックスは恵まれてるんだし)今後も考えるとタッキーは
音程取れているんだからもっと発声練習してほしいね。
2009.01.24 | #NkOZRVVI [edit]
管理人 さんのコメント...
>チップスターさん
かなりベタベタに劇向けの歌なので、
これを少なくとも4回は歌って欲しかったな!
戸塚のキャラ、名前決まったんでしたっけ?
だ、大事に育てていって欲しいです・・・

>こーさん
えーーーー!そうなんですか!
ジャリがメインなんてニッキもいきなり前途な・・・
観客もジャリだと、出るか、出ないか、こっちを見るか、見ないかが一番重要みたいなノリになってやりづらいだろうなぁ。
娘さんにはきちんと台詞まで語れるようご指導くださいよ。

>コネホさん
今思えば、あの映像が一番おいしかったです。
フィナーレがちょうどあのパフォーマンスなのですが、TVの方がよほどかっこよく見えましたね。
男と女と男・・ひどいよね!古代の風紀の乱れは!
男がうるさく付きまとうって語源らしいけど、字面的にはアレだよね!
ちなみに嫐、女男女という文字もあるのでご安心ください。
2009.01.24 | #- [edit]

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