「ミスト」 人生も五里霧中・・・
2008.06.19 (Thu)
スーパーに閉じ込められてしまった住民たちを描くパニック映画。
スティーブン・キング&フランク・ダラボンの鉄板コンビ。

謎の”何か”は比較的早い段階で姿を晒し、
なおかつ米軍がらみというのも冒頭から示されちゃう。
造形や動きもいかにもなアメリカンクリーチャーなんだよね〜
対決の様子も、もう!なんで逃げねぇんだよ!とか、
ああ、なんでそんなことするんだよ!ってな、志村けんばりの定番展開で、
そういった意味では凡庸でベタなお話なんだと思う。
しかし、スーパーに閉じ込められた住民たちが、
見えない”何か”に対する疑念や恐怖が渦巻く中で、
容易に結束することも出来ず、追い詰められていく過程。
そして、しだいに台頭していく狂信者・・・
どこか「蠅の王」を思わせるような人間劇の、
描き方や見せ方がとても上手いのよ!
監督の力量はすごいと思う!
もう、観ているあいだ、イライラしっぱなしで、
すっかり、引き込まれてしまったよ。
また、映画オリジナルという救いの無いラストは、
一見、冷静に正しい判断をしていたと思えた主人公たちも、
実は完全に狂気に飲まれていたって描写のようでとても深い。
ミステリーだと思ってたら怪獣映画(?)だったのはちょっとビックリ。
ダラボンはオチを思いついて有頂天でキングに「ラスト変えていい?」と電話したら即OKだったそうです。
そのあと「オレも思いついてたらそのラストにしたのに!」とキングは悔しがったとか。
救われねェ……。
映像的にはほどほどに怖い程度ですが、
後味は嫌な感じで残りますね〜
>ミサイル超獣さん
原作は逃避行の途中で途切れるんですってね。
それを考えると今回のラストの方が何倍も勝っていると思います。
怪物関連がややチープなつくりだったのが悔やまれますね。
もうちょっと得体の知れないもんの方が雰囲気でたと思うけどなぁ。
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そういうのもんの凄い苦手どわ〜!
気が小さいもんで。