「いちょう団地祭り」に行ってきたよ - 恰幅の良い彼のblog
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「いちょう団地祭り」に行ってきたよ

皆さんは「いちょう団地」を御存知でしょうか?

横浜市泉区と大和市にまたがる神奈川県下最大の公営団地で、アジアな住民がワンサと住んでいるらしいのです。

また、団地の多文化を反映した秋祭りが、なんともエグいという噂をかねがね聞いており、一度覗いてみたいと思っていたのよ。

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最寄り駅は小田急の高座渋谷が一番近いのかな?
初めて降り立ちましたが、駅周辺は比較的新しい開発の気配を感じますね。

でも、まぁ何も無ぇな。

高座渋谷と聞くと「中村屋」のイメージだったんだけど、「中村屋」も海老名に行っちゃったんだもんな。

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駅から1kmちょい。
田園風景をテクテクと歩いていきますよ。

田舎とバカにしていますが、ビルの合間や住宅地を歩くより、こうして畑を横目に季節を感じながらの通勤の方がずっと豊かですよね。

まぁ引っ越す気はサラサラないけどな!

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ただ、暮らそうと思えば、快適に暮らせそうです。
なぜなら、OKストアがあるから!!

二階に大きく”中国物産”の文字も見え、アジアンコミニティの気配を感じます。
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「県営いちょう団地」に到着です。

つーか、ものすごくデカい団地なんだな!
境川の両岸に高層&低層の団地がずらり列んでいますよ。

今、地図で見たら84号棟なんて文字が見えますし、ざっと3600戸くらいの部屋があるみたいです。そのうち、2~3割の住民が外国人なんだってさ。

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OKJのせいで?すっかり寂れた団地商店街には、デイサービスや怪しげな床屋の他、アジア食品店なんかも入っています。

中華菓子製造販売って文字につられて覗いてみたんだけど、今は輸入食品をおいてるだけみたい?扉にはいかにも外人向けな軽作業の求人がベタベタ貼ってあったり、それっぽさが漂います。

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お祭りは団地脇の狭い通路で行われていました。

意外と普通の風景であります。

私のような遠方の好き者に名が届く一方で、高座渋谷の近隣住民がやってきてワイワイ賑わうような類のお祭りではなさそうです。そもそも、この巨大な団地の規模を考えると、居住民ですら、必ずしも這い出てくるわけではないみたいですね。

もともと団地自治会のお祭りではありますが、基本は内向きのもので、インターナショナルフードフェスとしての集客アピールは薄いです。

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ただ、月次なお祭りというには、なかなか異様な雰囲気をまとっておりますよ。

日本人といえば、テントの下で呆けている老人ばかり。
すれ違う多く、道端に佇む多くが、素性のしれぬアジア人なんだもんな!

広場には、火薬鉄砲をバッツンバッツンぶっ放す、ちびっ子ギャングが溢れて、広島抗争みたいになっているし!会場には音割れまくりの北島サブときよしが爆音ループ。

この後ほどなくじて、爺婆の超絶下手なカラオケ大会も幕が切られ、何もかもが団地に跳ね返って響くこと響くこと!

これが夜9時まで、しかも2日間に渡って繰り広げられるっつーんだから、部屋で寝てる人々にはグアンタナモの拷問のような苦痛を与えていると思います。
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お目当ての食屋台は焼き鳥や焼きそば等、自治会系の定番が6割で、思ってたよりもずっと多く、ベトナム系が3割、カンボジア、ブラジル、中国がちょいちょいといった比率。

朝鮮、中華系が強く出てこないのがやはり珍しいですよね。

通路が狭く、広場よりも低いので、食べる場所を探すのに苦労します。
ただ、考えてみれば、自分の部屋に持って帰る人が多いんだろうな。

フードのメニューもパック品が多く、その場で食べる系は少ないかも。

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エスニック屋台はお祭りの中で最も存在感を放っていますが、お店や教会などの有志で出されているらしく、チラシの配置図を見るとフリーマーケットとして一括りでやっつけられています。

決して仲が悪いわけではないと思いますが、お祭りのメインはあくまで自治会で、その中に外国人住民は必ずしも溶け込んでいないのだなとも感じます。

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アジア屋台は全部で10軒程度でしょうかね。

横浜港湾部のフェスに比べると、規模は少ないですが、フードの質や内容、供給体制もなかなか本気で面白いです。遠くまではるばるやってきましたが、その甲斐はあったかなと思いますよ。

値段はワンコインを中心に、特別安いものではありません。

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焼豚のせご飯。

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バインミーはベトナム系の全店で扱っていて、ホントは全部買って食べ比べたかったくらいだよ!!

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一番旨かったのは、モツともやしが入ったおかゆ。    

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当日の土曜日は11時間のロングランで夜まで酒宴が続くようですが、翌日の日曜日は、なぜか昼間の3時間のみなので、どっちかに行けばいいやと思ってる人は注意してね。

その代わりというわけでもないのでしょうが、各国の伝統芸能の披露があるみたいです。 

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もともと、インドシナ難民のために建てられた「大和定住促進センター」がルーツとなり、このように外国人住民が増えることになったようです。

昭和40年台の巨大団地も、かなり高齢化が進み、その隙間に働き盛りの外国人が入ってくる構図で、今やいちょう小学校は生徒の75%が外国籍とのこと。

日本社会の縮図と言えなくもありませんね。

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高座渋谷駅は駅前にJAの野菜直売場や有名な肉屋があったり、大手ショッピングセンター等も多いので、存外暮らしやすそうですよ。

一応、最後のフォローしとくわ。

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4 Comments

ミサイル超獣 さんのコメント...
歯に衣着せず他の方が避けた部分にも踏み込んだレポ、ためになりました。

日本で楽しく暮らしてる個々の外国の方は応援したくなりますが
移民は貧困の拡大再生産にしかならないんですよね。
現コミュニティにほぼ溶け込みませんし。

過去植民地政策を行っていたほとんどの国がツケを払うことになってる現状
資本主義に代わる指針が出てこないものかなぁ、と。

それはそれとして焼き豚乗せご飯とお粥食べたい。
ミートローフっぽいのも美味しそうですよね。
2016.10.05 | #gpPih1yM [edit]
管理人 さんのコメント...
>ミサイル超獣さん
多文化共生には理想と現実の溝がありますよね。

寛容や国際感覚を問われると、誰もが否と言えなくなってしまうわけですが、住民が同程度の教育や共通のルールや生活習慣を持つことの価値は大きく、
社会秩序の根幹となっています。そこに全く異なる文化が混ぜ込まれることでおこる摩擦や双方のストレスは、メリットを軽く上回ることでしょう。

本当の共生とは融合ではなく、互いに適切な接点や距離を探っていくことなのかなと思っています。黒豆煮の砂糖ではありませんが、一度にどっと入れず、じわじわ時間をかけてなじませていくしか無いんでしょうね。
2016.10.07 | #- [edit]
ぽるむ さんのコメント...
はじめまして。
以前からずっと楽しく読ませていただいましたが、初コメです。
私はいちょう団地ではないですが、泉区上飯田出身でいちょう団地懐かしくて思わずコメント(*^^*)
詳しいレポで今の様子がなんとなくわかって楽しかったです。
今はもう実家もないし、そっち方面に行くことはないので…。
OKはかなり大昔からあります。今もあるんだ…懐かしい…
その寂れた商店街に昔、相鉄ローゼンもあったんですが、撤退したみたいですね。
ここも昭和の頃までは普通の人たちが住んでいたんですよ。
あの近藤マッチさんもデビュー前住んでいましたし、矢口真里さんもいたはず…。
当初団地に住んでいた人たちは家を買ったりもう少しいい場所を求めたり等でだんだん引っ越していき、
そんな頃大和で難民を受け入れ始めたこともあり、あれよあれよとアジアの人々が増えていったみたいですね。
お祭りも昔は普通のお祭りだったんですが…今はなんだかカオス状態だし…
今やもう私の記憶に残ってるいちょう団地とは違うものになってしまいました。

メディアで取り上げられることも多いので、お祭り、結構よそから遊びにくる人も多いようですね。
フード類はガチで本場の味らしいので、ちょっと行ってみたい気もするんですが
ちょっと交通の便が悪すぎてなかなか…








2016.10.13 | #9ddgPdqs [edit]
管理人 さんのコメント...
>ぽるむさん
かつて過ごした場所の風景は写真を見るだけでもキュンとなっちゃいますよね。そっかー、あれだけの規模だと有名人を排出しても、おかしくないよね。

うちの近所も昔から外国人比率が高い地域です。在日のようにすっかり溶け込んででわからなくなっちゃってる人たちもいますが、やはりニューカマーは言葉の壁もあって、どうしても独自のコミニティからは出にくいようですね。夜のお店や飲食店なんかが異文化を繋ぐ数少ない窓口になっていますが、いろんな国や民族が混ざり合ってワイワイ暮らすような形にはならないんだなぁと思います。こういうお祭りもすごく楽しいですが、ぶっちゃけ、たまにで十分だもんね。
2016.10.14 | #- [edit]

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