「ベガーズ・オペラ」 つまらない! - 恰幅の良い彼のblog
スポンサーリンク

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「ベガーズ・オペラ」 つまらない!

不朽の名作「レ・ミゼラブル」のジョン・ケアードが演出し、
日本ミュージカル界のスターメンバー達が集った話題の作品。

色男の追いはぎを巡っての三角関係を軸に、下層の悪党共の群像を風刺的に描いたお話。乞食達が役者となって劇中劇を演じるような形式。


しかし、観るのが辛い作品だったなぁ。

どうでもいいやり取りを延々と続け、ちっともストーリーが進まないの。
その間に垂れ流される歌も音楽もぬるくていまいちだしさ。

第一、どのキャラクターもせこいし、バカなので、全く感情移入できないのよ。かといって「人間てそんなもんだろ」ってほどの風刺的でもないしさ。

キャストが豪華でも意味なしよ。

お上品なオペラばかりの時代に皮肉とアンチテーゼをてんこ盛りにしたこの作品は衝撃的だったのだろう。しかし、当時のリアルは、現代では虚構にすぎないのだから、同じようにはいかないよね。

ゴミタメの中だからこそわかる人間の本性。
誰の中にもあるその醜さ、愛らさを鮮やかに描く。

ケアードは場面の美しさやアンサンブルの小芝居より、
主題の演出をもっと練り上げて欲しかったなぁ。

どうせなら、いくつかの場面を切り出して「ラ・マンチャの男」のように劇中劇と劇の間を行き来しながら、作品を作ったほうが面白かったと思うよ。

ちなみにこの劇で珍しいのは、舞台上にも客席が設けられ、俳優に触れられるような近さで観劇ができること。また、開演前や幕間などに頻繁な客いじりがあり、近くのお客さんは一部劇に参加する形になること。フィナーレは舞台上でお客とキャストが一緒に踊ったりもするのよ。

結局、客の多くはお話や作品の出来より、森久美子がお客からの差し入れにむしゃぶりついたとか、高嶋兄にハグされてたとか、キャストが近くまでやってきたとか、そんな印象だけしか残ってないと思う。

個人的には嫌いな演出。
スポンサーリンク

-0 Comments

コメントを送る



管理者にだけ表示を許可する

該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。