宝塚星組「宝塚ジャポニズム~序破急~」を観てきた。 - 恰幅の良い彼のblog
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宝塚星組「宝塚ジャポニズム~序破急~」を観てきた。

宝塚の星組公演を観て来ました。

前回の「銀河英雄伝説」には文句も尽きないのですが・・・

とりあえず、オフレッサーの斧がビカビカ光って
「す、スゲーな・・・」って思ったことだけお伝えしようと思います。

それにしてもオフレッサー役に配されたタカラジェンヌって!

revue_img_20130117180859.jpg


さておき、今回の公演。

舞踊ファンタジー
『宝塚ジャポニズム~序破急~』

ロマンティック・ミュージカル
『めぐり会いは再び 2nd ~Star Bride~』

グランド・レビュー
『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』

宝塚の舞台はオリジナルミュージカルとレビューの2本立てが基本構成。
今回はそこに和もののショーまで加わる豪華版なんですね!

日本舞踊を洋楽で踊るのは宝塚の特色の一つなのですが、
昨今、和ものは人気が低くなってきたらしく、上演が珍しくなっています。

洋モノと和ものは化粧が根本的に異なるため、
同じショーの中に混在できない事情があるようです。

教育的な意味も含めて、たまに和の公演も行い、
技術を伝えていかなきゃならないわけです。

今回は長老・松本悠里劇団理事の特別出演もあり、
きっと若手ファン達をドン引きさせるのですが・・・

私的には見逃せません!


『宝塚ジャポニズム~序破急~』

暗闇に艶やかに浮かび上がる柚希さんで幕があきます。

序は「さくらさくら」を踊るベーシックな和舞台。
同じ曲を何度も何度も何度もリフレインしてくれるもんだから、
すげー飽きるんだ!編曲自慢かよっ!

破は満を持して現れた松本理事が、
菩薩と化して、アジアンな踊りを見せてくれます。

春日野先生亡き後の松本理事はもはや神扱いなのか・・・・
我々ファンはただひれ伏すしかありません。

とりあえず、坊主が唸る仏教曲が不気味だし、
その後の三千院場面はマジに悪趣味だったっす。

急は「荒城の月」をモチーフにしたもの。
松本お局の舞いから始まり、戦の攻防で柚希若君が討たれた後、
またも松本お局出てきて薙刀を振り回し、好き放題。
最後は楽しげな花見の大演舞で締められます。

春、荒城の花の宴・・・の物悲しい風情を豪快にぶち壊しつつ!

確かに、和ものでしか出せない魅力はあるのよ。
でも、洋モノと比べると、テンポも悪く、平坦で、
単体ショーとしての評価が出づらいのもよくわかる話。

さすがに老いた感のある植田歌舞伎を、
更に自由に進化させてくれるような、
若手演出家が続いてくれるといいんだけどな。


『めぐり会いは再び 2nd ~Star Bride~』

再演じゃなくて、続編なのか!

今回はショーが2本で予算が厳しい所、
前の衣装やらを流用できるのは経済的です。

ただ、本編を観て無い人にはちょい入って行きづらいし、
ただでさえ短い時間が、人物や設定の再説明で終わってしまうもったいなさ。

個人的には1時間程度でまとめた、
こういう軽喜劇が宝塚の舞台には最適だと思うのよ。

この路線を何とかふくらませてほしいです。


『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』

藤井先生!!もはや盤石だな!

今回、特別な試みはありませんでしたが、
燕尾大階段から始まるレビューは王道を固めた宝塚らしい仕上がりで、
初めての人にもオススメできる内容でした。

タカラヅカの名を冠した主題歌も良く、
今後も長く歌い継がれていくのでしょうが、
私には星絡みのショー主題化を繋げた中詰のメドレーが感涙モノ。

「マ・ベル・エトワール」だぞ!
トップ娘、すげー下手くそだったけどさ!

でも、その下手な娘役に男歌な「セ・マニフィ-ク」を歌わせるのはイイです。
これはサヨナラショーで思い出ソングになりそうだなって思った。

私もタカラヅカファンとしてはすっかり耄碌して、
今やトップの名前すらおぼつかない状態よ。

昔は良かった的な話はたいていロクでもないものですが、
専科制以降のジジイ、ババア大粛清によって、
舞台の厚みが削がれてしまったように感じます。

フレッシュだけど、スカスカじゃん??
特に和舞とか観ちゃうと組子の未熟さが際立つんだよな。

教育の失策は5年10年後にドスンと響いてくるもの。
この先、大丈夫か、タカラヅカ!って心配しちゃいます。

そんな中、円熟の英真なおき先輩が舞台の真ん中に立ち、
「見上げてごらん夜の星を」を粘っこく歌い上げる場面が実に良かったよ。

脇や個性がスターを支えてこそのステージ。
こういう起用、演出を挟み込める藤井先生がステキだ!

そんな感じのタカラヅカ観劇レポでした。

「ベルばら」のチケット当たるかな?
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5 Comments

青木る さんのコメント...
恰幅さん!
やっぱり日生劇場のOSK『春のおどり(←OSKはひらがな)』見にいってやってください!
OSKは日舞なんです!日舞で洋楽でぐわんぐわん踊ります!
化粧は洋舞の時と(ほぼ)一緒でカツラと衣装が和モノになるだけ!
リーゼントで着流しなんてのもあります!(最近少ないけど!)
最近ちょっと、OSKの日舞は、私の目からはたるいとこがあるんだけど、それでも宝塚の日舞にくらべりゃあなた!(でもOSKの日舞のよくないところは、大衆演劇ぽくなるとこですが!でも日生や松竹座でやる演目ならなんとか格調は保つはず!)

ちなみに『春のおどり』ってのはサブタイトルみたいなもんで、一部日舞、二部洋舞のショー2本立てで、最後に♪桜咲く国〜〜でカサをクルクル回す、ってのがつきものなだけです!
2013.01.17 | #WCSj23LI [edit]
水たまり さんのコメント...
ブログいつも楽しく拝見しています。
今回の星組さん来週観劇予定なんです。やはりそんな感じですか…とりあえず洋物ショーに期待します!

めぐりあい〜は一作目は、アテ書きが良く出来ている良作で好きでしたが、組み替えやら退団で主要人物がかなり居ないので、どうなってるのか不安です。

「ベルばら」チケット当たると良いですね!ぜひ恰幅さんの感想を読ませていただきたいです。
大劇場で観てきたんですが、期待を裏切らず腹筋痛い演出ながらも、月組生の健闘で意外といける感じです。なんせ見目麗しいですよ。
2013.01.18 | #RYN1rjTI [edit]
管理人 さんのコメント...
>青木るさん
ダブルショーなのか!
OSK、久しぶりに観に行きたいよなぁ!
今回は特に力が入ったもんをぶつけてくると思うのです。
それにしても着流しリーゼントはすごいっすね。

>水たまりさん
序破急を観ておくのは半ば義務のようなもんです!
お芝居はさすがに時間が短すぎましたね。
ただ、おっしゃるように本編は上手く書けてんじゃないかなと匂わせるものでした。
タカラヅカは新作主義や演出脚本兼務の功罪で、
どうしてもお芝居が弱くなるように思えるのですが、
デビュー作の小柳先生は今後期待できるかも?
ベルばらも久しぶりに観てみたいです。
2013.01.20 | #- [edit]
みよ太 さんのコメント...
蘭寿とむ・さよなら公演行きました。

「ラスト・タイクーン」に労働運動・組合結成・ストライキが
出てきて違和感あり。
敵役が次期トップでしたが、かなり歳上の設定だから
ムリあるし。

ショーは楽しめました。

ごめんなさい、途中で投稿してしまいました。





2014.04.21 | #- [edit]
管理人 さんのコメント...
>みよ太さん
宝塚、超ご無沙汰なんですよね・・・
今年は何かしら観ておこうとは思っているのですが、券がね。
蘭とむさんもサヨナラかぁ、良い役者だったのになぁ。劇は内容を気負いすぎたのかな?よりによってサヨナラ作で若手演出家をデビューさせるなよって思うけどね!
2014.04.22 | #- [edit]

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