「黄金町バザール2010」で面白かったもの - 恰幅の良い彼のblog
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「黄金町バザール2010」で面白かったもの

前のエントリーで散々に文句を言ってしまったわけだが・・・

ロクでも無いから来ない方がイイよ!ってわけではないのよ。
むしろ、いろんな人に遊びにきて欲しいくらい。

正直、遠方から鼻息荒く駆けつけてくるファンを、
きっちり満腹にさせるボリュームはないと思うのだけど、

うちのブログを読んでくださるようなご近所さんは、
散歩ついでに寄ってみるといいんじゃないかな?

タダだし!
やっちまってる以上は骨の髄まで味わい尽くすのがエコ!

サポーターで頑張ってる学生さんたちも
絶望的にお客が少ない中で頑張ってるしさ。

ぜひ労ってやって欲しい!

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さて、今回の黄金町バザールはいつもの川沿いではなく
路線沿いの細い裏道を背骨通りやベリーストリートなんて名づけて、
メインのスポットに設定してるみたい。

やはり、ちょんの間を改装して作品発表の環境に使っているの。
比較的、小粒なものが多いんだけど、面白かった3つをご紹介したいと思う!

まずは裏通りのさらに裏に出来たハツネハウスから。
ここは見過ごす人も多いと思うので、しっかり探してみてね。

建築プロジェクトとして、5組の建築家が関わっているらしいんだけど、
地元の我々ですら、初めて足を踏み入れるような場所に、
こんな施設を設えたということがある意味貴重!

作品そのものより、ここにいたるまでの風景がヤバいから!
それは第4弾でご紹介しようと思うので楽しみに待っとけ!

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気に入ったのは吉村靖孝のレッドライト・ヨコハマ。

奥の緑は鏡じゃなくて、部屋自体がうす緑に塗られているの。

その部屋にしばらく入った後、手前の白い部屋に戻ると、
補色の残像効果で、視界がピンク色に染まっているわけ。

そう、あの淫猥なピンク照明を彷彿とさせるような!

それなら、はじめから部屋をピンクに塗ったり、
ピンク照明そのものをつければイイじゃんというツッコミもあろうが、
思い出というものは、唐突に浮かんでは、儚く消え戻って行くもの。

このつかの間の邂逅が、なんだか丁度いいんだわ。

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2つ目は台湾のサイ・コンリンの作品。

なにやらパイプがににょきにょきしてるエントランスから狭い階段を上がっていくと、

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這って進むのがやっとなくらいの通路。
換気ダクトを進む、ブルース・ウィルスのような気分よ!

正直、デブには辛い!膝が痛い!

普段、大空の下で好きなように太っていると、
自分のことなんか考えることも少ないのだが、

こうして、ギュウギュウに抑圧された環境では、
かえって自分自身のの大きさ、生命力みたいなものを実感できるような気がする。

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やっと顔を出せたと思ったら、2層目はナゾの人工芝。

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帰り階段でやっと身体が伸ばせる~~!

晴れやかな気分の私を、お花ライトが祝福しつつお見送り。

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最後に一番面白かった。
Art Center Ongoing所属の5人による「入ッテハイケナイ家」

あまり手の入ってない玄関は、
偽酒場の面をかぶった売春宿の様子を偲ばせるもの。

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妙に生活感のこびりついた流し。

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奥に進むと蕎麦屋がシッチャカメッチャカになってるじゃないか!

カウンターやら壁材なんかが昭和ないかがわしさ!

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ふと、見上げるとトカゲが天井を食い破っていたり

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洗濯機のタイマーを回すと、
ベルトが暴れて泥がビチバチに飛び跳ねたり、

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粘土のお仏像をコンベアーで隣の部屋にたたき落としたり、

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暗い階段を2階に上がると、こんな光景。

ホント、やめてほしい。

この建物、私しかいねーし、
変な音とかしててもうめっちゃ怖いんだから!

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振り返るとこんなサイケ。

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15秒以上動かすと危険な欲情ピストン君。
さすがに果てるのが早いだろ!

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この部屋の奥では映像作品が・・・
だから、ここでつぶやくような暗いナレーションはやめてくれ!

さっきから早く出ることしか頭にないわ!!


ザ・悪ノリ!!!

不快、不敬の境界線を越えかねないもんばっかなんだけど、
モチーフとしたちょんの間に最も近いとこまでえぐりこんだ作品なのかもしれん。

そもそも芸術家にとって売春街だった街の記憶ってのは
魅力的な題材だと思うんだけど、健全な再生運動をかかげる関係か、
むしろそうした記憶に封をするようなアプローチが目立ったんだわ。

ちょんの間の特殊な構造や狭い空間に着目されることはあっても、
そこで繰り広げられた光景、人々の情念なんかを再現した例は無かった。

いろんなおぞましいものが塗り固められた場なんだってことを考えると、
このぐらいはじけていて、丁度いいのかもしれないと思うのよ。

好悪が分かれると思うけど、これが大きな魅せ場であることは確かだわ。

さて、次回第3弾は飲食編です!
注目スポット、日の出町竜宮も紹介します!
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-6 Comments

さんのコメント...
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010.09.14 | # [edit]
管理人 さんのコメント...
えーーーいったいどうしたの!?

とりあえず、内部は相当ヨドんでるみたいですね・・・

ざっと回ってきましたが、
既視感も多く、ちょんの間をアートにって切り口は、
食傷気味というか、さすがに次はないだろって感じ。

だからこそ、今後をどうするか転換点なんだと思うし、
新しい力が必要な状況なのになぁ。
2010.09.15 | #- [edit]
さんのコメント...
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010.09.15 | # [edit]
管理人 さんのコメント...
たちんぼちゃん達は今でも川の向かい側にたっくさんいるし、
モールを越えた先には首都圏有数の歓楽街が元気に増殖中ですからね。
どこらへんが浄化なのか良く解らんです。利権の引越し的なものなのかな?
2010.09.16 | #- [edit]
ミサイル超獣 さんのコメント...
3年目にしてようやく覗いてきました。
余人を寄せ付けぬ閉じた空間っぽくて入り辛かったんですよね。
会社ひけてからほとんど日の落ちた風景で見慣れてたから余計に。

昨日日中に行ったら見物客もそれなりにいたし、ガイド解説役さんが引っ張ってる一団もありました。

如何わしさの廃墟を悪ノリ工作で塗り固めた展示はわりと面白かったです。
あと日ノ出竜宮はなんか、おばあちゃんの家みたいな匂いでしたね。
アレは何の匂いなんだろう。
2010.09.20 | #gpPih1yM [edit]
管理人 さんのコメント...
アートって、こちらから歩み寄らなければ理解出来ないことも多いのですが、イベント運営もそのスタンスでやられてしまうとキツイですね。
お祭りは広くお客さんを招き楽しませるものですから、作品を発表する以外の部分で、もうすこし積極的なもてなしの姿勢があってもいいのかなと思います。
2010.09.20 | #- [edit]

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